ホームを突き抜ける萱島駅のクスノキ【もりつーフォト】

近隣なので守口市民も利用したり、京都方面に行くときに電車で通り過ぎることがある駅なのでは。
そう、私も通り過ぎることが多いんです。
そして気になっていたんです。
あの木ってなんなん?根本とかどうなってんの?
きっと同じような気持ちの方は多いのではと思い、萱島駅に降り立って根本を見に行ってきました!

まずはホームから。
この通り駅の屋根も木の部分だけ開いていて、屋根の上に突き出しています。

ホームから見えるところにはこんな看板も。
高さは約20m、幹回りは約7mで、樹齢700年とも言われているんだとか。
な、ななひゃくねん…!!
なんか想像もつかないですが、とにかく大昔からここにあった模様。
また、なぜこんな形でクスノキを残すことになったのかの歴史についても触れられています。
詳しくは最近朝日新聞でも記事になっていました↓
こちらによると、高度経済成長期に急増した乗客に対応するため線路を高架化・複々線化することになり、京阪が駅に隣接する萱島神社の土地を買収。
一時は境内のクスノキは切り倒すことになっていたようです。
上記リンク先ではその先の肝心な部分は有料会員でないと読めないようだったので再び看板の記述を確認すると、「地元の皆さんのクスノキに寄せる尊崇の念にお応え」するかたちでやっぱりクスノキを残すことになったとのこと。
こうしてクスノキを取り囲む珍しい形の駅が出来上がったというわけですね。
さて、そんなこんながあった萱島神社がある場所を見に行ってみましょう。

というわけで、改札を出て根元のほうへ。
「萱島神社」の文字と、バックには屋根を突き抜けているクスノキも見えています。

入ってみると、立派な狛犬さんたちがお出迎え。

手水舎にはかっこいい龍が。
「洗心」の文字もあって、手だけじゃなく心も洗われそう。

だってなんか、この説明書きの女の子がかわいすぎる!!(そこ?)
守口市内の神社でもよく見るタイプのこの手水看板。寝屋川も一緒だったとは。
さて脱線しましたが、いよいよ根元とご対面!
\ドドーン!!/

なんとも荘厳な感じです。

さすがは幹回り約7m、めっちゃどっしりとしてます。

回りの砂までご利益があるようで、「繁栄の砂」なんだそう。

どっしりとした幹には、可愛い芽が伸びていました。
クスノキということもあって、なんだか中トトロと小トトロみたいやなって、ほっこり。笑
というわけで、萱島駅のクスノキのご紹介でした!
興味のある方は萱島駅で降りる機会に根元もお詣りしてみては。
地図ではここ↓
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